こんにちは。たえさんです。
今日は私がナ・イヌ氏にはまりにはまってしまったドラマ
「私の夫と結婚して」
を紹介します。
世界を席巻中!「私の夫と結婚して」
韓国ドラマとして2023年、スタジオドラゴン製作でケーブル局tvNの月火ドラマとして放送されました。
第1話の5.2%から始まった視聴率は右肩上がりで上昇し、第10話で大ヒットの基準とされる2桁台に突入!
名実ともに大ヒット作に成長しました。
何がすごいって、日本をはじめAmazon Prime Videoにて配信が始まると、初放送(配信)が始まった2024年1月第1週のPrime Videoグローバル・TVショー部門の週間順位は6位、2週目で2位に躍り出ると4週目まで3週連続でトップ2を維持したのです。
さらには、1月30日までの累積で世界112か国のトップ10に入り、日本、香港、インドネシア、マレーシア、フィリピン、タイ、シンガポールなど33か国で1位を獲得。
さらに韓国ドラマで初めてアメリカ(最高2位)、イギリス(最高4位)、カナダ(最高2位)、ドイツ(最高4位)、スペイン(最高6位)、スイス(最高2位)、スウェーデン(最高4位)など、欧米圏のPrime VideoでもTVショー部門トップ10入りを果たしたのです!
とにかく世界中が大注目している作品なわけです✨
ではます、その予告編をご覧ください。
とにかく、
転生×復習×ラブコメ
という、面白いの要素をつめに詰め込んだ作品なわけです✨
原作コミック「私の夫と結婚して」
そもそもたえさんがなぜにこのドラマにはまったのか。
実はたえさんは、幼い頃から香港映画が大好きでした。
物心ついたころには「ジャッキー・チェン百科」なるものを右手に掴んでいたという話です(笑)←いや本当に
ですから、「冬のソナタ」から始まった、韓ドラブームにより、レンタル屋さんでも隅っこに追いやられてしまった香港映画たちに涙し、「おのれ韓ドラめ!」な気持ちを抱いていたぐらいです。
それなのに……。
私はもともと、このドラマの原作となった「私の夫と結婚して」という、ウェブコミックのファンでした。
さらには小説が原作だったりもするのですが、ハングルが読めるわけではないので、コミックで失礼します。
LINE漫画、で読み始めたこの原作は、登場人物の名前などが日本人の名前に変えられていました。でもまぁ、違和感なく読めましたよ。しかも面白かった!
随分前に最終回があって、それでも内容を覚えていたぐらい、私にとってはかなり面白い作品だったんです。
私は結構ウェブ漫画を読み漁っているので、たいして面白くなかったら記憶から消えてるのですが、この作品は覚えていました。
その「私の夫と結婚して」が、ドラマ化?
それがすごく気になってて。しかし、にっくき(笑)韓ドラ…。
思い悩んだけれども、まぁ一回見てみるか、という軽い気持ちで見てしまったのですが。
見事にノックアウト!
ユ部長役のナ・イヌ氏にメロメロにされてしまった次第です(笑)
「私の夫と結婚して」濃ゆい登場人物紹介
「私の夫と結婚して」には、主要メンバーが四人います。
他のサブキャラもめっちゃいいのですが、今回はこの四人のみ。
二度目の人生を生きる・カン・ジウォン (パク・ミニョン)
2023年4月12日。夫と不倫相手である親友によって殺されてしまうカン・ジウォン。
目が覚めるとそこは、2013年4月12日。
なんと10年前にタイムスリップというか、転生してしまったわけなんですね。
どうして転生できたのかというと、それは父親の愛、とでも言っておきましょう。
二度目の人生を生きるジウォン。
過去とは決別し、新しい幸せな人生を送るために、元夫と不倫相手の親友を結婚させることに。
「私の夫と結婚して」
ドラマの中でも再々呟かれるこの言葉。
とても深い意味があるのです✨
何が素晴らしいって、地味で言いたい事も言えなかったカン・ジウォンとは違い、二度目の人生を生きるカン・ジウォンは、可愛そうだった自分のために踏ん張ります。
途中、まるで蝶のように開花した彼女は、「気分が上がった」状況で、どんどん2人に復讐していくのです。
結構シリアスかと思いきや、案外コメディでもあるので、時々見せるジウォンの可愛らしい表情がたえさん的にはとてもお気に入り💗
未来の記憶を元に、どんどん復習をしていく痛快さも、ジウォンの見せる見せ場だと思います。
全てはカン・ジウォンのために・ユ・ジヒョク (ナ・イヌ)
カン・ジウォンが勤める大手フードメーカー「U&K」の総括部長。実は、創業者の孫で財閥三世でもあります。
登場した最初は、少し大きくて地味なスーツ(でもきっと高級品)に、冴えない黒縁メガネと、愚直な感じの部長だったんですが、ジウォンの変化を追うように、また、ジウォンからのアドバイスにいちいちちょっと感動しつつ受け入れて変身していきます(笑) 可愛い…。
常にジウォンを気にかけ、ジウォンに何かあれば何がなんでも駆けつけるという、まるで大型犬のような彼。
なぜそこまでジウォンに執着しているのか、また、「先見の明」ですべて解決していくのか。
それは彼にも秘密があるからです。
そんな愚直で真面目、恋も何も知りません、ただ言われたままに生きてきたサイボーグのような彼。
「自分の人生は右手で書いたストーリーだ。だけどジウォンさんに関してだけは左手で書いている」
と言わせたほど、ジウォンに関しては我を忘れてしまうぐらいの気持ちが入っているのです。
その一途さと、彼の中にある葛藤に、視聴者はメロメロらしい(笑)←私も
史上最低なゴミ夫・パク・ミンファン (イ・イギョン)
ジウォンの元夫で、最低最悪なクズ夫。ゴミ夫とよく言われている(笑)
ジウォンと結婚したのは、良い大学を出ていて勤勉だったから。
そうすればジウォンに働かせて自分が楽できるという魂胆もあり。
一度目の人生ではたった一度だけ株で大当たりをした後調子に乗り会社を辞めて、あとはジウォンにまで借金をさせ、ほぼニートな暮らしに。
ストレスで胃がんになってしまったジウォンのことは、死亡するのを待っていて、その間もジウォンの親友スミンと浮気しまくり。
挙句の果てには浮気現場を押さえたジウォンを突き飛ばし、殺してしまう。
二度目の人生でも同じようにお付き合いをしていたが、ジウォンが未来を変えようとあれやこれやの手でスミンとくっつけようとします。しかし、なかなかしぶといんだこれが💦
だけど二度目の人生ではユ部長の助けもあり、無事ジウォンから離れて(というか、必然的にそうなってしまった)スミンと結婚することに…。
とにかく最低最悪なゴミ夫を見事に演じたイ・イギョン。
ドラマの放送中は、彼のインスタにかなりの誹謗中傷が書かれていたそうなのですが、それはそれだけ彼が、このクズ夫を演じきったという証拠じゃないかって思っています。
普段の彼はとても優しくて、ユ部長役のナ・イヌと楽しくベトナム旅行を楽しんでいる様子もアップされていました✨(ドラマの大ヒットお祝い旅行でスタッフや演者たちが旅行にいったのです)
あなたのものも私のもの・チョン・スミン(ソン・ハユン)
「私のものは私のもの、あなたのものも私のもの」
まさに女ジャイアン的なチョン・スミン。
いや、もっと根底からの執着心や自己中心的な性格が、彼女をとても怖い存在にしていきます。
ジウォンの中学生の頃からの親友という位置を確保しつつ、その実はジウォンに対しての劣等感やさまざまな感情が入り混じり、彼女自身を怪物にしていくのです。
とにかくジウォンが幸福になるのは許せず、ありとあらゆる邪魔をします。
前の世界でミンファンと浮気をしたのも、ジウォンの夫だったからという理由だけでしょう、きっと。
そんなわけで今回の時代では、すべてを知っているジウォンからミンファンというゴミ男を押し付けられてしまうのですが、それでも彼女の恐怖な行動は止まりません。
演じたハユンさんは、悪役を演じたのが初めてだったらしく。それまでは可愛らしい役が多かったそうなのですが、本人曰く「私は怒るとこんな顔になるんだ」とびびったぐらい、スミンに入り込んでいたとか。
演じた時間はトランス状態になってしまっていたほどの入り込みようだったらしいです。
だからこそ、スミンのドロドロとしたものが上手に表されていたのではないでしょうか。
凄いな、と思った俳優さんでもあります。
「私の夫と結婚して」ストーリー・ネタバレ有
見どころ1・生まれ変わるカン・ジウォン
転生する前、そして転生して直後のカン・ジウォンが右側の彼女です。
ひっつめて後ろで結んだ髪に、化粧気のない顔。
丸い黒縁メガネに、いつも困ったような顔をしていました。
しかし、実はユ部長の妹で、それとは関係なく仲良くなった同僚、ユ・ヒヨン(本物の友達)のおかげで、左側のジウォンに生まれ変わることができました。
10年前にもあった高校の同窓会に行くのですが、10年前はスミンのせいでジウォンをイジメていたいじめっ子三人にこてんぱんにされてしまいます。
しかし、今回は違います!
本物の友達、ユ・ヒヨンに連れられて、高級サロンなどをめぐり大胆なイメージチェンジ✨
スミンから当日つけてこいといわれた偽物のピアスを、バッタものよりも酷いガラクタだと言い切ったヒヨンによって、ヒヨンが持っていた本物をつけていきます。
スミンはみんなの前で、「ジウォンがまた私の真似をして」と優位に立ちたかったのでしょうが、誰が見てもジウォンのつけているピアスの方が本物だとわかり、一気に立場が逆転。
ここで痛快なのが、あくまでスミンの味方をするいじめっ子三人娘に、ジウォンが次々と論破していくところ。
さらには、10年前の同窓会には来なかった、スミン曰く、スミンの元カレでジウォンが片思いをしていたウンホがやってきます。
スミンの元カレに別れろといったという無実の罪で罵られていたジウォンを助けるべく
「俺はスミンとは付き合ってなんていない」
と宣言するウンホ。またもやピンチに立たされるスミン。
もはや痛快意外ありませんでした!
ちなみに…。どうして10年前の同窓会には来なかったウンホがやってきたのか。
それはユ部長が先回りをして、彼に必ず同窓会に行けと伝えたからです。
それって誰の徳になるのか、と聞かれたユ部長は、「ジウォンさんのためになります」ときっぱり答える辺り。
やっぱり大型犬にしか見えないたえさんなのでした(笑)
見どころ2・生まれ変わったユ部長
ジウォンが転生した4月12日より遅れて一週間後の4月19日。
関係ないのですが、この日はたえさんの誕生日でもあり、運命を感じています(笑)
話を戻して。
ジウォンが乗り込んでいるエレベーターの扉が閉まりかけた時、ダンという凄い音とともに扉が開かれます。
そこには、どこか落ち着かないユ部長が。
ユ部長はしばらくそのままの状態で、ジウォンの顔を見つめ続けます。
はい!
たえさん、一回見ただけでは忘れていたし、思い出しもしなかったのですが、この時点からユ部長の二回目の人生が始まったわけなんです。
そう、実はユ・ジヒョクもまた、転生者なんですね✨
彼はカン・ジウォンへの思いに、彼女の葬式で気づき、絶望の中生きていた時、ジウォンの死から一週間後に交通事故で亡くなってしまうのです。
そして目が覚めたら2013年に…。
慌てて会社に行き、エレベーターに乗ろうとしたら、生きているカン・ジウォンに出会ったというわけです。
つまり、ジウォンが転生してからすぐ、ミンファンに掴みかかったりだとかとにかく転生した事実を受け入れられず困惑していたジウォンを助けたユ部長は、転生する前のユ部長なわけで。
ジウォンに対して確かに優しい目はしているのですが、あくまでジウォンはミンファンの彼女というあきらめモードも入っている部長だったんです。
しかし、この時点からミンファンはいずれスミンと一緒にジウォンを殺す男で、生きているカン・ジウォンはここにいる、と認識したわけですね。
だからこそ、驚きの眼差しでジウォンを見ていますし、ここからの彼の快進撃がなんとも!
「チャンスがあるなら、次こそは必ず」
そう誓ったユ部長の二回目の人生が始まります。
見どころ4・「起こることは必ず起こる」
物語の真髄なところに
「起こることは必ず起こる」
というものがあります。物語のキーにもなっています。
例えば、「結婚」「死」なども必ず起こります。
小さなところだと、ジウォンが負うはずだった火傷も起こります。
ただし、運命は他人にすり替えることができるようです。
この火傷はなんと、ユ部長にすり替わってしまいました。偶然に。
それに気づいたジウォンは、ミンファンと自分が結婚する代わりに、ミンファンとスミンを結婚させようと決意するのです。
そうでなければ、自分がまた殺されるとわかったからです。
その後、ジウォンの運命は様々な人にすり替わっていきます。
ただ、いつも自分に優しくて、同じような痛みを持ったヤン課長に、「夫の浮気」「胃がん」などの運命がすり替わってしまっていることに気づいたジウォンは、このままではいけないと動きます。
ここからもまた見ものです✨
未来を知っているからこその対処法などをし、見事ヤン課長を救うジウォン。
それではその運命は…どこへ?
見どころ3・お金、欲、復讐、愛。すべてが絡み合う展開へ
この物語の何がすごいって、愛欲から始まり、復讐、お金をめぐる欲、プライド。
とにかくありとあらゆる「業」が埋めくドラマ展開なところです。
それなのに時々コメディっぽいタッチで描かれているところもあり、ホッとしたりもして。
全体的に、とにかくカン・ジウォンの復讐劇が爽快すぎて、スッキリします。
物語のラスト、いきなりラスボス的な存在として出てくるのが、なんと日本でも有名な歌手のBOAさんです。
私もびっくりした。えっ、BOA!? って。
オ・ユラという女性の役で、ユ・ジヒョクの元婚約者です。
親同士が決めたような、いわゆる政略結婚みたいな感じで婚約していたのですが、ユ部長は過去に戻って最初にこのユラとの関係を清算しようとします。
なぜなら、ユラはとんでもない女だったから。
ユ部長に恋する気持ちなんてひとかけらもないんですが、「自分のもの」という認識はあるらしく、「自分のもの」に手を出そうとした女性に大けがを負わせたりと、自分のプライドのためにしっちゃかめっちゃかにする人なんです。
今回、ジウォンと付き合うことになる前に、早々と関係を清算した部長なんですが、後でジウォンという女を好きだからということが知られ、やってくるわけです。
ラスボス感たっぷりに(笑)
「女がいたなら話は別よ」
とくるわけです。怖い。
このオ・ユラの他にも、ジウォンの実母、スミンの実父なども関わってき、最終的には命を狙われてしまうジウォンを助けるユ部長に、たえさんは心底惚れたわけです✨
このシーンの直後、トラックをぶつけられかけているジウォンの車とトラックの間に、ユ部長は自分ごと車を突っ込んでジウォンを助けます。
その時、ジウォンに振り向いてジッと見つめる顔も印象的で、心に残ってるシーンでもあります。
見どころ5・それぞれの運命の行方
ここからは完全にネタバレすぎるネタバレですので、伏せておきますね(笑)
カン・ジウォンの運命は…
主人公カン・ジウォンは、その運命が大切な友人、ヤン部長にすり替わっているのに気づきます。
このままではヤン部長が危ないと知ったジウォンは、ユ部長の協力の元、大胆な計画を立てて彼女を救います。
まず、ジウォンが殺された現場の状況とそっくりな状況で、ヤン部長が浮気夫を問い詰めにいくのですが、そこへジウォンも同行し、自分が死に至ったガラステーブルを破壊します。
正直器物破損なのですが、それはどうでもいいこと。
おかげでヤン部長が夫に突き飛ばされた際、テーブルは粉々にくだけていたので、その場所へは倒れ込んだだけで済みました。
ただ、だからといって運命まで回避したわけではありません。
このままではいけないと、次にジウォンが行ったのは、自らがあの時のスミンの役割を担うこと。
つまりミンファンを誘惑し、その頃にはすでに結婚していたスミンが逆上して2人に突っかかり、ミンファンによってスミンが殺されてしまうという状況を作ろうとしたのです。
もちろんユ部長も手伝います。
会社の中でわざと痴情のもつれでユ部長がジウォンと手を切るという筋書きをミンファンに見せたのです。
その時にミンファンが食いついたネタが、
「ジウォンには、800億ウォン(日本円にして91億円近く)の資産がある」
というところ。
これ、実は、ユ部長がオ・ユラとの一件でジウォンから避けられていた時、ジウォンのために譲り与えた資産なんですね。
不動産やらなにやら、たくさんあります。
自分に何かあっても(2023年に死ぬ)、ジウォンが幸せに暮らせるように、とジウォンの知らないところで準備したものです。どんだけジウォンのことが大切で大好きなんでしょうね。
もっとも、自分にこれだけの資産があるということをジウォンが知ったのは、オ・ユラによって殺されかけたジウォンが、自分の代わりに事故にあったユ部長によって自分にそれだけの資産を作ったことを、彼の部下、イ室長から偶然聞いてしまったからです。
なのでそれを逆手にとり、実はユ部長と別れろと、現U&K会長であるユ部長のおじいさんから、手切れ金として渡されたものにしました。
社内であえてユ部長とそのことで口論しているフリをし、見事ミンファンをだましたのです。
そうなってくると、借金まみれのミンファンはジウォンとよりを戻すことをたくらみます。
そうなれば……結婚したスミンとは別れなければなりません。
当人たちの思惑や、多少の事情は違いますが、いよいよジウォンが殺された時と同じような状況が作られてきました!
最終的に、諸事情によりスミンを殺そうとしたミンファンでしたが、スミンに突き飛ばされ「ガラスのテーブル」に頭をぶつけと死んでしまうのでした。
奇しくもその光景は、未来でミンファンがジウォンを殺した時とまったく同じ状況だったのです。
これにより、ジウォンの「死ぬ」運命は、ミンファンへとすり替わったわけです。
ユ・ジヒョクの運命は…
このままだと2023年に自分は死んでしまう。
その運命をなかなか受け入れられなかったユ・ジヒョクですが、それでもジウォン至上主義なので、ジウォンの幸せのことばかりを考えてしまいます。
どうせ死んでしまうからジウォンとは結ばれないと考えていたジヒョク。
ずっと守ってあげられないからです。
しかし、オ・ユラによってジウォンが殺されそうになっていると知ったジヒョクは、彼女を助けようと車を走らせます。
その時に、最後だからとジウォンの携帯にメッセージを残しました。
「自分がなぜ2013年に戻ったのか。それはあなたを守るこの日のためだった」
だからこそ命をかけて突っ込んでくるトラックとジウォンの運転する車との間に、自分ごと車を突っ込ませたのです。
2023年よりは早かったですが、これにて交通事故によりジヒョクの運命は終わった……と思ったのですが、違いました。
一命を取り留めたジヒョクは、見事生還します。
ここからジウォンとジヒョクの絆がさらに深まり、ジヒョクはジウォンの運命をスミンにすり替えるべく、ジウォンを支えさまざまな行動を起こします。
スミンを挑発したり、ジウォンと一芝居うってミンファンをだましたり。
最終的にはオ・ユラの悪事を暴いて警察に突き出そうともしくれます。
なんて頼りになるユ部長なのでしょうか✨
最終的にジウォンの悲惨な運命は回避できたのですが、ジヒョクの運命はそのまま。
それでもジウォンが幸せになるのなら、と受け入れようとしたジヒョクなのですが…。
実はジヒョクにはもう一つ秘密がありました。
それは、ジウォンのお父さんと関係しています。
彼が転生できたのも、そしてジウォンが転生できたのも、実はジウォンのお父さんが娘を想うあまりに生まれた奇蹟なんですね。
生前のジウォン父は、娘へのお小遣いにハートマークを書いていました。
お札に落書きするなんて、とジウォンにも叱られていたのですが、娘への愛情が大きすぎてマークを書いてしまっていたようなのです。
なんとそのマークが、転生したジヒョクの鎖骨付近にくっきりついていたんです。
ですから自分はジウォンへの、ジウォン父からの贈り物だから、彼女のためになることをしたいと強く思っていたわけなんです。
しかし、ジウォンが最終的にスミンとの対決を終えた後、つまり、すべでか終わった後、ジヒョクは気づきます。
くっきりついていたハートマークが消えていることに!
驚いたジヒョクがジウォンにそのことを知らせていると、2人に耳に飛び込んできたのはテレビからのニュース。
「オ・ユラさんが交通事故で死亡しました」
唖然とする2人。
そう、ジヒョクの死という運命が、オ・ユラに行きわたったからこそ、ハートマークが消えていたんです。
これにて、ジヒョクの運命もオ・ユラにすり替わり、無事に終わりました。
パク・ミンファンとチョン・スミンの運命は…
ジウォンをとことんまで悩ませ苦しめていたこの2人。
ミンファンはスミンを殺そうとして、返り討ちにあい殺されてしまいました。
ジウォンの運命がミンファンに移ったわけです。
では、スミンはどうなったのでしょぅか。
あいかわらずジウォンへの逆恨みや、おかしな独占欲が強い彼女は、ミンファンを殺したあと行方をくらませます。
しかし、そのスミンが大量のシンナーを購入したという情報を知り、ジヒョクはジウォンを守ろうとするのですが。
ジウォンは「来るなら来い。むしろ、決着をつけなければならない」と、ジヒョクに気持ちをぶつけて好きなようにさせてほしいと願います。
しぶしぶ提案を受け入れたジヒョクは、最低限これだけは自分の意見も聞いてほしいと、彼女の部屋にカメラを設置したり、護身術の強化バージョンを教えたりします。
どこまでもジウォン至上主義な男です💗
そしていよいよスミンがやってきました。
ジウォンを電気ショックで眠らせた後、結束バンドで両腕を縛り放置。
その間、せっせとシンナーをカーテンなどにかけていくスミン。
その途中で目覚めたジウォンは、怒り心頭のスミンから「自供」をさせるよう言葉巧みに導くのです。
「あっちが先に殺そうとしてきたんだもん、殺して悪いの?」
そんな感じの言葉をついに吐き出してしまったスミンに、ジウォンの反逆が始まります。
いきなり立ち上がり、勢いよく結束バンドをブチ切るジウォンは超カッコイイ✨
これもジヒョクの訓練の賜物なのですけどね。
そこからは怒涛のジウォン攻勢モード。
最終的にカメラで確認していたジヒョクが警察と共に現れて、スミンは殺人罪やら殺人未遂やら放火未遂やらでとうとう逮捕されてしまいます。
逮捕されながらも彼女はこう叫びます。
「違う!これはジウォンに騙されたのよ!」
と。
どこまでも自分に甘く、ジウォンの幸せの上に立とうとする女スミンは、刑務所の中でも変わりません。
同じく刑務所に入っている女たちに、「実は親友に騙されて」などと話してしまうのですが。
ある日、ジウォンがジヒョクと結婚することをニュースで知ったスミンは、取り乱したように暴れます。
「あなただけ幸せになるなんて許せない!」
結局最後まで救われないチョン・スミンなのでした。
ジウォンとジヒョクの新しい未来…
無事に結婚式を迎えた2人は、その未来を幸せに過ごします。
ジウォンはとある財団を立ち上げて、U&Kの若奥様として大活躍をし、それを暖かく見守る夫のジヒョク。
そのうち二人に子どもも生まれます。双子の男の子です。
こちらはコミックにも書かれていましたが、眠らない幼子を2人して抱っこして、やつれながらも育児を頑張る姿がちゃんと流されて、たえさんは感無量✨
さらに月日が過ぎ、いよいよやってきた2023年4月12日。
「私の知っている時間がなくなった」
ジウォンは前世では考えられないほど幸せな時間を過ごせたと、ジヒョクに感謝します。
ジヒョクもまた、ジウォンに感謝の言葉を述べます。
2人は優しく寄り添い、「これから」も幸せであろうと誓うのです。
「私の夫と結婚して」で魅せたナ・イヌの魅力
「私の夫と結婚して」が大ブレイクしたのは、ナ・イヌ氏の魅力にメロメロにされた世界中の女性のおかげといっても過言ではないでしょう。
たえさんも見事にはまり、まさにその中の一人だと胸を張って言えます✨
とにかく、188センチの高身長なのに顔がとても小さくて、全身像を見て計算したのですが、まさに八頭身!
スッとした立ち姿に、まずはキュン💗
甘いマスクに、声まで甘い!
何よりたえさんが彼のことを魅力的だと思ったのは、その表情の作り方です。
影ながらジウォンを見つめるジヒョクの瞳は、常に切なげな影が落ちています。
近づきたいのに近づけない。
触れたいのに触れられない。
そんな心の葛藤がものすごく表れているんですね。
さらに感動したのは、その涙する姿です。
彼はとても綺麗に泣きます。
「王女ピョンガン-月が浮かぶ川」で演じた、オン・ダルもそうなのですが、本当にとても綺麗に泣くのです。
どうやったら片方の瞳から、ツーッと一筋だけの涙を流せるのでしょうか。
あれを見た時に、心を奪われてしまいました。
転じて、大学時代のジヒョクはというと、スーツ姿のジヒョクとはまるで正反対で、とてもダサく、素敵とは程遠い感じです。
髪型のせいが大きくあるんでしょうけど、それにしても…。
こんなにイモくさかったのに(失礼)、あんなに素敵になるなんて!
そういうところも俳優として演じきっている、といった感じなのでしょうか。
彼はインタビューで、そのキャラクターになるために、キャラクターのことを研究し尽くすと話していました。
ジヒョクの場合だと、財閥三世である、とか、流されるまま生きてきたのでサイボーグみたいだとか、そういったところを忠実に表すように演技の研究を重ねたのでしょう。
最初の頃のジヒョクは確かになんの感情もないように思えます。
ところがジウォンと触れ合ううちに、笑える自分に気づきました。
そこからどんどん人間らしくなっていくヒジュクに、周りの人達も感動していきます。
そう言った表情の変化や雰囲気の変化なども、とても素晴らしいと思いました。
これは「王女ピョンガン-月が浮かぶ川」でもお話すると思いますが、私はキャラクターから俳優さんを好きになってしまう人なんですね。
ですから、その俳優さんの違うドラマを見ようと思って見てしまうと、ちょっとがっかりしたりだとか、こうじゃない、という思いが強くなってしまうわけです。
それなのに、ナ・イヌ氏の他の作品も見てしまいたいと思って思わず見たのが「王女ピョンガン」。
そして私は驚愕するのです。
「オン・ダルも好きすぎる!✨」
と。
ジヒョクとオンダル。まるで正反対の役なのに、生まれて初めて、同じ俳優さんの違うキャラクターにはまってしまいました。
これもひとえに、ナ・イヌ氏が演じるキャラクターのことを研究し、そして見事に演じ上げているからではないでしょぅか。
彼が出演する「一泊二日」という韓国バラエティー番組があります。
そこでよく言われるのが、「演技になるとイヌが激変する」という言葉。
「一泊二日」では「新バカ」とか「ナートリーバー(大型犬みたいだから)」とか、とにかく周りからからかわれる存在なのですが、演技になるとそんな素振りは1つも見せません。
いわゆる憑依型の俳優、とも違うような気がしています。
なんとも不思議な魅力があふれる、ナ・イヌ氏なのです。
最後に
今回は、世界中でヒットしている韓国ドラマ「私の夫と結婚して」ついて、たえさんの主観からつらつらと語ってみました✨
ナ・イヌ氏という俳優さんの魅力を、これからも伝えられていければと思います。
もうすぐ兵役でしばらくお休みしてしまいますが、きっとずっと好きな俳優さんの一人なのだと思います。
頑張って応援するぞーー!
Originally posted 2024-05-09 14:20:40.
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