【名作】学生警察・麻宮サキ! 超名作「スケバン刑事」和田慎二著

ふるーい、漫画のお話をさせてください。

皆さんは、

「スケバン刑事」

という言葉を、どこかで聞いたことがありませんか?

我々の世代だと、まさに子どもの頃、ドラマだのなんだので大流行りでしたよね。

ヨーヨーのサキですよ、麻宮サキ

実は、私は原作の大ファンで、ドラマになる前から読んでいました。

当時のコミックは、残念ながら引っ越しの際に手放しましたが、今は文庫版で揃えてます。

あ、ホコリ取るの忘れた

一回手放しても、やっぱり手元に置いておきたい名作なのです。

原作者の和田慎二さんは、数年前に突然お亡くなりになりました。

まだ傀儡子の連載中でしたが……。とても残念なことでした。

実はたえさん、本職の流れで、もうかれこら数十年前にはなりますが、先生とのお写真を撮らせてもらったことがあります。

今でも宝物です。はい。

和田先生の作品は本当に面白くて、「スケバン刑事」をはじめ、「超少女明日香」「あさぎ色の伝説」「ピグマリオ」などなど、短編をふくめ、ほとんど網羅したと思います。

「超少女明日香」からは、高校に入って飼い始めた犬の名前をアスカにしてみたり。

「あさぎ色の伝説」にいたっては、この作品のおかげで新選組というものにドハマリし、中学の頃、修学旅行で京都に行ったときには、新選組グッズばっかり買って帰ったという思い出があります(笑)

数年前には、やっとこさ壬生寺にも御参りにいきました。感無量でした!

その話は後日においておいて。

さて、その「スケバン刑事」。書店に勤めているからこそ知ることができたのですが、昨今、新装版が発売されております。

それがこちら。

そこそこ大きいです。厚いです。表紙が和田先生です♪←文庫版は違うので

あと、違う作家さんが書かれている、「スケバン刑事」絡みの作品が二種類出ていますね。

こちらはまだ読んでません。

さあて。ここからは、たえさんが「スケバン刑事」を熱く語ってしまいますよ

スケバン刑事とたえさん

私が「スケバン刑事」の存在を知ったのは、小学生の頃です。

何がきっかけで読み始めたのか忘れちゃったなぁ。

でも、「スケバン」で「刑事」???

と、幼心のワクワクがあふれてしまったわけです(笑)

そして、いよいよ読み始めてから、最後、号泣しました

夜中に読みながら、おいおいと泣きました。

もしかしたら今から読まれる方もいるかもしれないので、あえてラストは伏せますが。

とにかくね、号泣です。

ラストのあたりは、途中何度も号泣した記憶があります。

「え。スケバン刑事ってそんな話だっけ!?」

って思う人もいるかもしれませんが、私にとってはそんな話でした。

とにかく、サキちゃんの生き方が過酷すぎる。そしてカッコイイ。そしていじらしい

幼いころ、サキは実の母親が実の父親を殺してしまうという現場に遭遇したりだとか、母親が実の妹ばかりをかわいがって、自分をないがしろにするだとか。そんな環境にいました。

それでも、母親だから。母親の減刑のために、黒闇警視なるものから桜の大門入りのヨーヨーを渡され、警察の目が行き届かない「学校」での犯罪を取り締まってくれ、と言われるわけです。

そこからは、サキを目の敵にしていた沼先生だとか、私立探偵の神恭一郎だとか、サキを慕う金持ちボンボン三平だとか、とにかくいろんな仲間と出会い、別れ、闘いを繰り広げていきます。

最終的には、日本、救っちゃうからね✨←もはや学生刑事ではないよね(笑)

とにかくね。読んでほしい。詳しく話したいけど、話し過ぎちゃうと、読みながらの衝撃が少なくなっちゃうから、語りたいけど語れない!

スケバン刑事はドラマや映画も好評

「スケバン刑事」は、ドラマや映画にもなりました。

「スケバン刑事」斉藤由貴さん編

一番最初のドラマは、斉藤由貴さんがサキを演じた、原作に忠実だった「スケバン刑事」です。

見たの、本当小学生だとかだったかな。中学生かな。それぐらいだったので、もはやどんなのかウロ覚えではあるけど。

でも登場人物は忠実だったな。神さんもいたし、三平もいた。

でも、どっちも髪型が違い過ぎて、幼心に「えええええ……」ってがっかりしたのを憶えてます(笑)

でも好きだったなぁ。

あ、あとね。このドラマに出ていた、麻宮サキの最大のライバル、海槌麗巳(みづちれみ)を、今では素敵なお母様役なんかで知られる、高橋ひとみさんが演じられていましてね。

麗巳の演技が幼心に強烈な印象として残っているのか、以降、今になってもドラマとかで高橋さんを見るたびに、

「麗巳……恐ろしい子(白目)」

ってなります(笑) ←トラウマ?(笑)

「スケバン刑事II 少女鉄仮面伝説」南野陽子さん編

お次は、我々アラフィフ世代にはドンピシャで大流行りした、「スケバン刑事~少女鉄仮面伝説」

こちらは、南野陽子さんが主演。

なんていうか、「スケバン刑事」という役職?を受け継ぐ、みたいな感じのノリで始まった第二部。

神さんもいなかった😥←実は原作の神さんファン💓

でも、ストーリーは秀逸でした!

コミックでいうと、青狼会あたりの話を、上手にアレンジしていたように思います。

てことは、原作を上手に取り入れているって感じで、良かったのかもしれない。

原作ファンにも、ドラマファンにも、どちからの評価も高かったように思います。

「おまんら。許さんぜよ!」

ってセリフが流行りました(笑)

このサキちゃんは、高知県出身ってことになっていたので、土佐弁ばりばりだったんですよね。

ちなみにこのシリーズは映画にもなり、映画にはちょこっと、原作の和田先生のお姿もありますよ(笑)

先生は、この「Ⅱ」が本当に気にいっていらっしゃったと、どこかで読むか聞いたかしたような記憶があります。

だからこそ、出演したのでしょうね。

そんなところが大好きだ✨

「スケバン刑事III 少女忍法帖伝奇」浅香唯さん編

さて、ラストは……「スケバン刑事~少女忍法帖伝奇」

え。こんなタイトルやったの? 覚えてなかったわ💦

「風間三姉妹」って言葉だけ覚えてる。

浅香唯さん演じる子が末っ子だったっけ?

そんでもって、大西結花さん、中村由真さんがいた✨ 上のお姉さんたち。

でもね。

ごめんなさいよ。私これ、途中で見なくなったので、覚えてないや☆

登場人物の名前すら憶えてない……。

個人の感想で申し訳ないけど、正直なところ、原作の要素は一体どこに!? な感じだったからか、途中で見るのやめて、それ以降触っていない作品です。

幼心にショックだったのよ、たぶん。

「私の「スケバン刑事」じゃない。麻宮サキじゃないっ」

て。

そして多分この頃に、

和田が「ただのスケバンが強い敵を倒すのが『スケバン刑事』の面白さだ。スーパーヒーローものがやりたければ他でやれ!」「自分のためだけに闘うヒロインがいるか? なぜ学生刑事が生まれてきたのかを理解していない!」と激怒し[4]、その後『スケバン刑事』の新作は、2006年の劇場版『スケバン刑事 コードネーム=麻宮サキ』(主演:松浦亜弥)まで制作されることはなかった。

wikipesia

こんな話を耳にしてしまって、

「原作の和田先生すらこうなら、見る必要ないかもしれない」

と判断してしまったのでしょう。

うーん。でもね。この作品が大好きな人もたくさんいたよ。

私の友達にも、死ぬほどこの風間三姉妹が好きーって子がいました。

なので、好き嫌いは人それぞれなんですよ、きっと。ええ。

ただ、私の中ではやっぱり原作のサキちゃんの生き方とか、生き様とか、強くいじらしい姿があったので、なんか違う……ってなっちゃったんでしょうね。うん。

スケバン刑事 コードネーム=麻宮サキ

あ、あと、忘れかけてた。

そのあと、十何年かして、鈴木あみさんだったかな。彼女が主演のスケバン刑事もあったような気がする。

多分、これ。上の引用にもありますしね。でも、これも見てないなあ。

いや、見たのかな? 他にもなんかあったような気がして、そのあたりはあんまり詳しくないですね。

最後に

あくまで私は、原作が大好きなので、その要素が見受けられない「スケバン刑事」は受け付けられないのだと思います。

本当に原作はとても良いのよ。

途中、グロいシーンとかたくさんあるけど💦 ミミズとか……ミミズとか……ミミズとか………。←トラウマ

でもね、本当に最後大号泣しちゃうのですよ😭

とにかくね。読んだことない人は読んでほしい。

和田先生の「スケバン刑事」。

文庫版にしても10何巻あるから大変かもだし、絵も確かに昭和のにおいしかしないけど、本当に面白いから。

本当に面白いからっ!(大切なことなので二回言いました)

で、「スケバン刑事」を読んだ後に、上にも述べた他の代表作も読んでみてください。

同じ人が描いたとは思えないストーリーとか、面白いですよ。

とくにおすすめは「ピグマリオ」

これは当時のコミックで揃えております。あまりにも長い作品なので、またそろえるの大変そうだと思って、引っ越しの時に手放さなかったのよ。

「あさぎ色の伝説」も、数年して揃えなおしたけど、「超少女明日香」だけ、なんかそろえる難しいのよね。

でも揃えてみせる! もっかい読みたいから✨

そんなわけで、本日は「スケバン刑事」愛を語らせいただきました♪

どなたかの琴線に触れますように💓

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Originally posted 2022-08-18 02:07:29.

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